相性のいい電力小売業者の探してみよう

電力自由化によって、これまで独占的に電力の発電・供給・販売をしてきた電力会社(一般電気事業者)だけでなく小売り電気事業者の登録をした電力小売業者も消費者に直接電力を販売することが出来るようになりました。

それにより石油会社やガス会社、商社など他の分野で活躍していた会社が新規参入したり、ビジネスチャンスをつかむために新しい会社を立ち上げたりと、数多くの電力小売業者が顧客獲得のために精を出しています。

電力会社から電力小売業者に切り替えると、どんないいことがあるのかというと、これまでよりも各社で魅力的な電気料金プランを設定しており、一人暮らしや大家族、昼型、夜型など様々な生活に最適なプランを用意しているところと契約できることです。それにより、これまでよりも電気料金を抑えることも出来ます。

それから、支払った電気料金に応じてポイントがたまったり、電気料金は安くならないけど地域振興や貧困国の支援といった人道的な活動の応援をすることが出来る業者などがあり、自分なりの価値観を基準に選ぶことも出来です。

相性のいい電力小売業者を見つけることが出来れば、生活を豊かにできることは間違いないのですが、問題はその数です。資源エネルギー庁に登録されている数は、2017年7月の時点で409事業者もいます。

掲載されている一覧には、問い合わせ先となるホームページなども掲載されていますが、それを一つ一つ確認していくのは大変手間がかかる作業です。

もちろん、登録している事業者がすべて契約できるわけではなく、営業している地域が決まっているので沖縄のように1社だけというのであれば、あまり悩む必要はありません。

でも関東地方では50以上も事業者があるので、やはり悩むところです。そこで活用してみるとよいのが複数の事業者を比較検討することが出来る比較サイトです。そういうサイトの中には、現在の電気料金、使用量を入力すると、電力小売業者に切り替えた時どのくらい節約が出来るのか、といったシミュレーションができるところがあります。

具体的に切り替えることで年間に5千円、8千円と安くなると教えてくれるので、料金を基準に考えるならばとても便利です。また、そういったサイトを使えば安いけれども解約時に違約金が発生するのか、ということも調べることが出来ますから、契約を縛られるのが嫌だというのであれば、違約金なしの事業者を選べばよいのです。そうやって、自分と相性のいい事業者を絞り込んでいけば、満足のいく結果が得られます。

株式会社ハルエネ(ハルエネでんき)まとめ|電力自由化って、私たちの暮らしはどうなるの??

株式会社ハルエネ(ハルエネでんき)についてまとめてます。 2016年4月から、家庭向けに電力自由化が始まり、どの供給事業者からでも電力を買えるようになりました。 選んだ会社やプランによって、電気料金の値下げやサービスも変わりますが、どう選ぶのが一番良いのでしょうか。

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